村教職員文化財研修会
木曜日に村教職員文化財研修会があり、本校からも2名参加しました。
今回は屋鈍、阿室、平田、佐念、名柄、部連、須古の集落を回り、歴史や文化に触れてきました。
屋鈍海岸です。本当に素晴らしい風景です。私も大好きです。奄美で一番じゃないでしょうか。山と海と浜のコントラストが絶妙です。ここまでの道中の海も美しかったです。近くでは遺跡が発掘されています。
こちらは佐念モーヤ。モーヤとは奄美の伝統的なお墓です。サンゴを重ねてくつるんだそうです。
こちらはカンツメ節の碑。奄美の悲恋物語を歌にしたのがカンツメ節です。
こちらは須戸の白糖工場跡。
県の観光サイトによると,1866年に須古集落に建設され,約2年操業したそうです。建物は平屋建てで,レンガづくりのトタン屋根だったようです。現在、工場は畑となり、建物の基礎に使用された凝灰岩の切石(白糖石)は民家の塀に,耐火レンガは墓の囲い石として二次利用されています。このレンガ作りの建物は明治になり日本各地で見られますが、そのルーツは実は奄美!幕末にすでに須古集落にすごいレンガ造りの建物があったってすごいですね。
今回は前村長の元田信有さんが講師を務めてくださいました。本当に勉強になりました。ありがとうございました。