身のまわりの科学①~けさの風景から
けさの田検港からのぞむ焼内湾のようすです。
けさは,天気もよく,その分,放射冷却で肌寒く感じる朝でした。そして湾の周辺を見渡すと・・・・
海面の表面から,湯気が沸き立っていましたよ。これは1年理科の状態変化の単元で学習しましたね。水蒸気ではなく,これは小さな水滴の粒が集まった霧で,蒸気霧,または海霧と言われています。北海道のある地方では「けあらし」ということばが使われています。
あたたかい海水が蒸発して水蒸気に変わり,それが冷たい空気が接して,再び水滴となって海面近くに発生します。(水蒸気は目には見えませんが,湯気(小さな水滴)は目でみることができます。)
けさは,幻想的な景色を焼内湾でも見ることができました。日中はおだやかな陽ざしのあるあたたかい1日になりましたよ。
夕方,日の入りも少しずつ遅くなってきています。これから少しずつあたたかくなっていくのでしょう。春ももうそこまでやってきています。健康管理に気を付けて,寒い2月を元気に乗り切りましょう。