てぃだ学級レポート~野鳥観察に出かけました。
きょうのてぃだ学級の理科の授業で双眼鏡とデジカメを持って,野外観察にでかけました。
トベラ(トベラ科)の果実がきれいにはじけて,中の赤い種子が顔を出しています。いかにもおいしそうです。きっと野鳥も好んで食べるのでしょう。植物たちも食べてもらうことで,種子を拡散し,子孫をふやす戦略なのですね。
上空をワシか,トンビか,猛禽類が旋回しています。何か獲物を狙っているのでしょうか?
サトウキビ畑の中から,野鳥の鳴き声がしてます。よ~く見てみると・・・・
いました。シロハラのなかまでしょうか?人の気配に気づいて,逃げ去っていきました。
ハクセキレイですね。こちらは,近づいても逃げずに,首や尾を頻繁に動かし,なかなか愛嬌をふりまいているみたいですよ。
アサギマダラ(タテハチョウ科)がムラサキカッコウアザミの花の密を吸っています。これから冬を越すために栄養を蓄えているのでしょうか?
今,田検中近くの山々ではツワブキの黄色い花がみどりの中に鮮やかに咲いています。今はまだあたたかくて過ごしやすいですが,奄美もいよいよこれから冬を迎えようとしています。
きょうはお天気もよく,気持ちのよい1日でした。野鳥だけでなく,季節の植物やチョウとの出会いもあり,奄美の豊かな自然を堪能することができました。また,てぃだ学級で観察に出かけたときには,季節の旬な話題をレポートしてみたいと思います。