古代エジプト人の知恵を学ぶ(数学授業サポートより)
先週11/28(月),4回目の学力向上プログラム授業サポート(数学)が行われました。
この日は,3年生の数学の授業で,ちょうど「三平方の定理」の学習の導入場面でした。古代エジプト人は,12等分されたひも(エジプトひも)を使って,どのように直角やピラミッドの方位を正確に測定したかをみんなで考えてみました。
一人一本ずつ,「エジプトひも」が配付され,まずは個人でこのひもを使って直角(90°)をつくる方法を考えてみました。
これまで学習した図形の性質を思い出しながら,このひもを操作しながら,試行錯誤していろいろな方法を確認していたようです。
さらにペアやグループになって,自分の考えを説明したり,友だちの考えを聞いたりしながら,意見をまとめていましたよ。
ペアやグループでまとめたことを,全体で確認します。さすが,3年生。それぞれが,考えを自信を持って発表していましたよ。
それぞれが考えた方法を,確認したあと,教室内で大きなひもを使って,直角を作る方法をみんなで協力してやってみましたよ。
きょうは授業をとおして,古代エジプト人の知恵のすばらしさをみんなで共有し,実感していたようです。(原理はこれといっしょなんですね。ピラミッドなどを作るときには野外でもっと実際はダイナミックに行われたのでしょう。そのようすを想像してみるとやはりすごいですね。さすが古代エジプト人!)