田城の自然~忍法かくれ身の術
一見,枯れ木,枯れ枝のように見えますが・・・・・
じっくり,近くでよ~く観察してみると・・・・
みなさん,わかりますか?そう手前の枝は・・・・・・
カマキリ?かまは持っていません。触角に,足が3対(6本)。長い足を盛んに動かしています。からだの形態からどうやら昆虫のようです・・・・・。図鑑で調べてみると,「ナナフシ」のなかまでした。「アマミナナフシ♂」でしょうか?
ナナフシは木の枝のような体に細長い足を持っています。色や体だけでなく,体の向きや姿勢まで周囲の環境に合わせることで外敵から身を守っており,これを「擬態(ぎたい)」といいます。
夜行性で,日中は枝に静止しているそうです。まさに忍法かくれ身の術の名手ですね。図鑑で見ると,♂オスより♀メスの方がからだも大きいようです。これから冬に向けて,この冬を乗り切るエネルギーを蓄えているのでしょうか?
現在,職員室に展示してます。田検中生のみなさんも,是非,一度見てみてくださいね。