地域の拠点として・・・9/1「防災の日」職員の取組から
沖縄の南方海上にあった熱帯低気圧は,昨日,急きょ,台風12号に発達。本日9/2の接近も心配されましたが,予想よりもスピードを落とし,現在,奄美大島に接近しつつあります。今夜から明日の未明に奄美に最接近でしょうか?これから万全な備えをして,被害がないことを祈ります。
さて,昨日9/1の防災の日に向けて,8月末に災害時に備えて・・・職員研修を行いました。
万が一の事態に備えて,まずは調理室で,炊き出し用品「ハイゼックス」(熱に強いポリ袋)を実際に使って,非常炊き出しにみんなで挑戦してみました。
この炊出し用ポリ袋「ハイゼックス」を使うと,手が汚れていても食べることができます。また,容器や食器が不要で,箸を使わずに食べられます。おにぎりなどにくらべて非常に衛生的で,配送や携帯に便利です。
その日の昼食は,自分の作った炊き出しご飯を試食をかねて食べてみましたよ。味は,ふつうに炊いたご飯みたいにはいきませんが,非常時には十分活用できます。
後半は,今から約6年前のH22年10月20日に発生した奄美豪雨災害を勤務先の小学校の避難所で過ごした職員から貴重な体験談を直に聴くことができました。
いざというときに,学校は地域の避難所的な役割を担わないといけないことを職員同士で再認識するとともに,ふだんからの備えや,地域と連携し,全職員が防災のための手立てを周知していることが大切であることを確認し合いましたよ。
(上の写真は奄美豪雨約2か月後の奄美市住用支所裏の崖崩れ現場(H22.12.15撮影)) 現在,世界的に見てもあちこちで地震や台風,異常気象による豪雨など,自然災害が多発しています。日頃から備えをしっかりして,尊い命を守るために,的確な判断ができるように努めていきたいものです。