勘違い?サクラが開花・・・・不時(ふじ)現象
先日,紹介した正門横のサクラのつぼみですが,その後・・・・・
よくみると,けっこうな数のかわいいピンク色のサクラの花が・・・・・
季節はずれのサクラの開花ですが,たまにあることだそうです。
サクラは本来,夏の間につぎの春の花芽を作ってから休眠に入ります。花芽には,葉で作られ花芽に届く「休眠(成長抑制)ホルモン」によって,開花を「待て」の状態にされているのだそうです。そして,葉が落ち,冬の寒さで休眠から目覚め,次第に春の暖かさを感じて,つぼみが成長して開花を迎えるそうです。
ところが,夏に何らかの原因で葉が落ちてしまうと,花芽に届けられる休眠ホルモンが十分に届かなくなってしまいます。そして,夏の終わりを告げる涼しさを冬と間違え,その後,再び気温が高くなると「春が来た」と勘違いして開花してしまうのだそうです。。
このところの涼しい気候と台風の通過や塩害などによって葉が落ちて,このようなサクラの勘違いがおこったのですね。サクラなんですが・・・これを不時(ふじ)現象というそうです。(笑)う~ん,なるほど。
いよいよ明日25日(日)は,田検中・田検小合同体育大会が本校グラウンドで開催されます。これらのサクラの花とともに,児童・生徒たちの元気な競技や演技の様子を是非ご覧ください。(あすは8:45に児童・生徒の入場開始です)