田城の自然~田検中生を見守るアカい木
生徒のみなさんが毎日,朝ランをする校庭の足下にこんなものがありました。
これは・・・何の実(果実)かわかりますか?さくらんぼではありませんが,この頭上を見上げてみると・・・・
ありました。8~10mほどの大木に,しっかり実(果実)がついています。幹が赤みをおびて新緑が日差しに映えてまぶしほどですね。そう,これはアカギの木の実だったのです。
アカギは成長がとても早く,樹高は15-25mまでになります。樹皮は細かく割れて剥がれ,全体に赤褐色を呈しており,和名の由来にもなっています。
日本では,南西諸島(奄美群島、沖縄諸島、先島諸島)および小笠原諸島に分布し,日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。
きょうも田検の地に,力強くどっしり根を下ろして,田検中生を見守ってくれている感じがしますね。