田検中とゆかいな仲間たち②
先日,GW連休前の理科の授業で,てぃだ学級の生徒といっしょに学校の周辺を探検しているとおもしろいものを発見しました。それがこれです。・・・・・・・・・みなさん,何かわかりますか?ちょうど画像の真ん中あたりに注目です。
イヌマキの葉に糸を垂らしてイモムシのような何かの幼虫がぶらさがってますね。ちょっとつかまえて観察してみました。
からだをうまく「への字」や「くの字」にくねらせて前進します。ちょっとカメラをアップにして拡大してみましょう。
みた目は少しグロテスクな感じがしますが,動きなど見ているとなんとなく愛らしく,かわいい感じがしませんか?生徒といっしょに昆虫図鑑でこの幼虫を調べてみました。
これは,キオビエダシャクという蛾(が)の幼虫ということがわかりました。大きくなるとこうなります。
ちょうど半年前の10月にイヌマキのある同じ場所でみつけたキオビエダシャク(シャクガ科)の成体です。オレンジのラインが鮮やかでチョウのように見えますが,れっきとした蛾のなかまです。このキオビエダシャクは南西諸島に多い蛾で九州でも生息域を広げているようです。
これからも,また,てぃだ学級の生徒との探検は続きます。周辺の探検を続けて,おもしろいものや珍しいものを発見したらレポートしますね。