田城の自然~梅次郎サクラその後①
昨日は前線の通過で,奄美も午前中から雨が降り出し,1日中ぱっとしない天気でした。雨の合間を見て,2週間ほど前に田検青年団といっしょにボランティア清掃を行った「梅次郎サクラ(ツクシヤマザクラ)」のようすを観察してきました。
時間はお昼前ですが,降り出した雨で林道内も雨が降り,きょうは霧が出ています。
先日,下草払いをして清掃した入口から少し下って,梅次郎サクラのある場所を目指します。
途中,ヒメアリドオシ(アカネ科)やアオノクマタケラン(ショウガ科)も雨にぬれて,緑色が際立っています。
しばらく降りていくと・・・・・・霧につつまれた幻想的な「梅次郎サクラ(ツクシヤマザクラ)」が目に飛び込んできました。近づいてみると・・・・
このツクシヤマザクラは花と同時に葉も出ているところが特徴でもあります。雨をさけるために咲いている花はすべて下を向いています。これも生きるための自然の知恵かもしれませんね。
まだ,花は1~2割ほどといったところですが,2週間前と比べるとだいぶ進んでおり,ここ数日でもだいぶ開花することでしょう。この花の見頃はあと1~2週間というところでしょうか?
3月に入り,ひと雨ごとに春は着実に近づいています。学校も年度末に入り,1年間のまとめの時期になります。季節の変わり目でもあり健康にお互いに気を付けて,もうひとふんばり頑張りましょう。