環境が虫を変える・・・・
昨年の今頃は,学校近くでセミのゆく夏を惜しんで鳴く声?を聴いていたのですが,ことしはあまりその鳴き声もきこえきません。人里近くの木をみてみましたが,近くにいないようです。山手の方からはかすかにきこえてくるようですが・・・・(写真は昨年のものです)
これもこの夏の気候に影響されているのでしょうか?台風の通り道といい,この暑さといい,ことしは何かがちがう?ようですね。
さて,話が変わりますが,田検中のキノボリトカゲのノボルくん♂のエサ用につかまえてきたバッタのなかに,こんなのがいましたよ。
ふつうなら,緑もしくは褐色のバッタですが,・・・・・からだの一部が赤(紫)色の彼です。
そういえば,以前,田城農園でこんなバッタのなかまも見つけましたよ。
黒いバッタです。珍しかったので,このときは鹿児島県立博物館の昆虫担当の先生に尋ねてみたところ,「焼き畑などの環境に影響されたのでは・・・」とのお話でした。
環境は人を変えるといいますが,環境は虫も変えてしまうのですね。ということは・・・今回の赤いバッタも育った環境に影響をうけたということ?
でも,今回の赤いバッタが育った赤い環境って?・・・・・・赤い花の咲く花園?蕎麦の茎?いろいろ思いをめぐらせているところです。