アマミアセビの大旅行
おととし,はじめて京都府立植物園と京都大学の協力のもと,卒業記念にみんなでアマミアセビを植えた際に一部,鉢植えにしたものがありました。
少し大きくなったために鉢に植え替える際に,その株のコードナンバーがわからなくなってしまっていました。そこで・・・・・
京都大学の瀬戸口研究室の指示で,それらのアマミアセビの若い葉を瀬戸口研究室に送って,遺伝子レベルで調べてもうらうことになりました。
昨日,11個体のアマミアセビから切り取った葉を,小袋に入れ込んで,梱包して,冷蔵のクール便で京都大学に向けて発送しました。
アマミアセビは野生では絶滅している種なので,このわからなくなった個体も貴重な現存する種であるという瀬戸口研究室の思いが伝わってきます。
遺伝子レベルまで調べて,これらが判明するなんて,今の技術はものすごい速さで日々,進歩しているんですね。(QRコードで管理しておけば,後々その由来もたどっていけるのだそうです)