田城の自然~千客万来②
奄美の季節は春から夏へ向かっています。梅雨の合間,田検中のまわりではいろいろな生物たちが行き交っており,いろいろなことを教えてくれます。
学校の玄関近くでタテハチョウ科のイシガケチョウを発見。外敵から身を守るためなのか,落ち着きがないのか,じっとしておらず,葉にとまっては飛び,飛んでは葉にとまることを繰り返しています。
職員室近くの花壇です。何らやオレンジ色のチョウのなかまが遊びに来てます。
白と黒とオレンジ色のスリートーンカラーにヒョウ柄のツマグロヒョウモン♀(メス)のようです。スミレを食草としてします。そういえば,花壇にはちょっと前までスミレの花が咲いていましたよ。
そうこうしていると,紛れ込んで職員室に遊びに来たつわものもいます。
さきほどのチョウに似て,ヒョウ柄ですが,黒白のストライプ模様はありません。図鑑で調べてみると,・・・・・ツマグロヒョウモン♂(オス)のようです。
ツマグロヒョウモンのなかまのように,食草として好む植物を調べてその周辺を探してみると,特定のチョウが見つかるかもしれません。そして,食草の近くに産卵して子孫を増やしていくものも多いのでしょう。
やはり自然界では「食べる」ことと「子孫を残す」ことは大変,重要なことなのです。こうしてみると,自然界から学ぶことも多いですね。