黒糖づくり体験を実施しました。
今日は1年生が先日刈り取ったサトウキビで,黒糖づくり体験を行いました。
今回も役場の古島さんの指導の下行います。いつも本当にありがとうございます!
まずは先日刈り取ったキビを絞ります。
絞る!
絞る!!
とにかく絞る!!!
いっぱい取れました。
これを煮詰めていきます!まず釜に入れて,石灰を混ぜて中和していきます。
ちなみに昔は珊瑚礁を焼いて熱湯をかけ,砕けたものを混ぜていたそうです。珊瑚礁は石灰成分ですからね。でもそんなことを考えた昔の人は本当にすごいなあ…。
そして釜に火を入れて煮詰めていきます。
煮立ってきたらあくをすくっていきます。
あ,忘れてました。途中で絞りたてのキビジュースを飲ませてもらいました。
さてどんな味か?
感想はそれぞれだったようですw。ちなみに私は少し苦手…
煮詰まるまで時間がかかるので,その間黒糖焼酎「れんと」の工場を見学させていただきました。見よ!この大量の黒糖を!これをお湯で溶かして,一次もろみ(米と米麹を混ぜて発酵させたもの)と混ぜ合わせるそうです。
ちなみに溶かしたものがこちら。
これらを混ぜ合わせて発酵した後,この巨大な蒸留器でアルコールを取り出します!
そしてこのアルコールをしばらく寝かせます。れんとの最大の特徴は音響熟成。タンクにスピーカーが貼り付けてあり,その振動がいい作用を働かせるようです。
さらにはウィスキーと同じように,オーク樽で熟成させている焼酎もありました!古いものでは20年ものがありました!
樽のいいにおいがしました!(バニラのにおい!)
そして事務所に戻り試飲…というわけには当然行きませんので,香りをかいでもらい,製品ごとの違いを感じさせてくださいました!
本当に素晴らしい体験でした。ありがとうございました!今日はこれで解散!
おっとっと,忘れるところでした。黒糖の方が完成に近づいてきました!
煮詰まったものを撹拌機に入れて撹拌し
鉄板に出すと
おおーーっ!
冷えて固まったら,切り出します!
こら!つまみ食いしているやつは誰だ!
こうしてたくさんの黒糖を作ることができました!
おうちへのお土産になりました!
今年も古島さん,開運酒造の皆様のご協力のおかげで素晴らしい体験をすることができました。本当にありがとうございました!