きょうの天文ショーは?
きょうは,きのうまでのいいお天気から打って変わって,朝から小雨模様です。
厚い雲が空をおおい,風に流されていきます。そして,ときは,2校時の多目的ホール。みんなが集まって理科の時間に何かをやっているようです。
何をやっているのでしょうか?近づいてみましょう。
きょうはここ奄美でも部分日食が観察できる記念すべき日だったのですが・・・・・残念ながら,きょうはあいにくの天気。
しかし,雨でも大丈夫。今は,便利な世の中です。みんなでネット中継を利用して,インドネシアのライブ中継で,皆既日食の様子やその瞬間などを視聴しました。
皆既になった瞬間には,ふだん見えないプロミネンス(紅炎)やコロナなども画面上で確認できました。神秘的な天文ショーにみんな,釘付けになったようです。
また,天文シュミレーションソフトを利用して,あわせて,宇検村の現在の部分日食の様子も確認しました。外は雨なのに,晴れたときのようすがわかるなんで便利ですね。
日食は,太陽と地球の間に,月が入り,一直線上に並ぶことによっておこる現象です。代表の生徒たちに地球,月,太陽役になってもらい,その位置関係やそれぞれの天体の動きについて確認しながら,この日食のしくみについて,みんなで考えてみましたよ。
観測会の最後には,外に出て,すこし明るくなった空を日食めがねを使って眺めてみました。(あともう一息という感じでしたが,残念ながら,今回の部分日食は見ることはできませんでした。次回こそ・・・)
次回のいちばん近い日食が日本で観測できるのは,今から3年後の2019年1月6日の部分日食だそうです。
きょうは田検小の6年生も参加しての部分日食観測会でした。天気には恵まれませんでしたが,きょう学習したことを思い出しながら,是非,次回以降,自分の目で天文ショーを楽しんでほしいと思います。