奄美の方言・ことばについて学ぶ
きょうの6校時の1年教室です。国語の授業のようですが・・・・いつもと少しようすが違うようです。
きょうは,成城大学で奄美の方言について研究をされている新永悠人先生が来校され,1年国語の授業で「奄美の方言(島口)」について生徒にレクチャーしてくださいました。
新永先生は神奈川県出身ですが,おじいさんが宇検村須古のご出身で,毎年こちらでお年寄りたちからも直接聞き取りをしながら,奄美の方言研究をされているのだそうです。
奄美のことばを音声で発音しながら,生徒たちはその規則性を見つけていましたよ。徐々に共通のきまりが発見できてきたような・・・・・やはり生徒たちは優秀でしたよ。
先生によると標準語(共通語)から方言が変化・派生したのではなく,ことばはそれぞれの場所で徐々に変化してできたもので,それぞれのことばには共通性が必ずあるのだそうです。う~ん,なるほど。それらを考えると「ことば」はその土地のまさに文化ですね。
そして,最後に・・・先生の経験から,生徒の皆さんにありがたいアドバイスもありました。きょうは方言やことばについて考えるいい機会となりました。新永先生,きょうはどうもありがとうございました。