田城農園から学ぶ
本校裏の田城農園では,最近,雨が降ったり,イノシシの襲撃に合ったりしたものの,夏野菜たちの収穫期を迎えています。だいぶ農園もにぎやかになっていましたよ。
今は,連日のようにキュウリ,オクラ,ナスなど,続々と収穫されています。
ところで,みなさんは,花が咲いたあと,どんなふうにキュウリの実がなるかじっくり観察したことがありますか?
キュウリは黄色い大きな花を咲かせます。この花に寄ってくる昆虫たちが受粉の一役かってます。
キュウリはウリ科の植物で,「木瓜」または「黄瓜」(きうり)と書いていたことに由来するそうです。熟した実は黄色くなり,古い時代はこれを食べていたようですが,今は未熟な実を食べています。
花が咲いて,受粉がおこなわれた後,花のつけねの部分(子房)がふくらんできます。この子房の部分がやがて果実(実)になるのです。キュウリも胚珠が子房におおわれている被子植物のなかまです。(中学1年の理科でも,被子植物について,しっかり習っています。)
ここのところ,九州南部に梅雨前線が居座り,奄美もなかなか梅雨が明けません。そして台風9号,10号,おまけに11号も発生しています。台風9号は来週あたり,奄美地方にも接近し,多少影響を受けそうな気配です。
今後の気象情報が気になるところですが,各地でこれ以上,災害がないことを祈りたいものです。