自然が豊かな象徴。里山を守ろう。
「サシバにとって奄美はなくてはならない場所。」
今日はサシバについての研修会でした。
冒頭の言葉は、獣医師の山崎先生の言葉です。
山崎先生は、鳥の生態について教えてくださいました。
「鳥の身体にはたくさん空気を蓄えているところがあるから
ぎゅっと抱いてはダメだよ。」
「サシバが渡ってくるということは、自然が豊かな象徴である。」
ことを教えてくださいました。
岩手大学の東先生は、サシバの研究者です。
サシバについてたくさんのことを教えてくださいました。
「成鳥は、目がオレンジ色で幼鳥は茶色。」
「身体の模様は、成鳥が横縞で幼鳥が縦縞。」
「奄美では虫をたくさん食べているようだ。」
「日本にいる鳥の600種のうち、奄美で360種見られる。」
「エサの量によって、南に行ったり、北に行ったりする渡りをするんだと思う。」
「里山が大好きなので、奄美の自然を大切にしてください。」
などなど、本当にたくさんのことでした。
いつまでもサシバが越冬する地でありたいものですね。
「サシバを守ることは、美しい里山を守ることです。」
という言葉が印象的でした。
猛禽類の見えている世界を望遠鏡で体験しました。
多目的スペースから反対の自動販売機の様子がよく見えました。
生徒は「えっぐっ。」「うわぁ~。「すごっ。」「米津玄師が見える。」等
様々な感想をもらしていました。
再来年度に第5回国際サシバサミットが宇検村で開催されます。
たくさんの方々が環境に関心をもってくださると嬉しいです。
一つだけ紹介。
現在、テスト期間中で朝ランがありません。
最近、朝ランが無いときの光景です。
新聞を熟読する生徒が現れています。
あっそういえば、本日の南海日々新聞に本校の劇についての記事が載っています。
是非御覧ください。よければアーカイブ配信も。
朝は「寒くてたまらない。」という言葉が連発だった半日の宇検村でした。