自然の脅威をまざまざと・・・・
先週4/14夜から発生した「平成28年熊本地震」。周辺地域は前震,本震そして未だに余震が続いており,周辺住民の方々は不安な日々を送られています。
私たちの郷土・奄美大島も平成22年10月に猛烈な豪雨に見舞われ,尊い命や貴重な財産が失なわれ,甚大な被害を受けました。容赦ない自然災害の脅威をまざまざと感じます。
上の写真は博物館に勤めているときに当時,調査で奄美大島をまわったときの画像です(住用町,龍郷町付近)
日本列島はプレートが沈み込み,活断層もあちこちに発達していて地震や火山災害の影響をもろにうける場所に位置します。また,台風の通りみちにもなっており,豪雨災害にもよく遭遇します。
今回の災害から,これから先も常に防災や減災を意識して,生活する必要があることを痛感しました。学校でもこれを機に,防災教育をはじめ,生徒たちの,さらに防災に対する意識を高めていく必要があることを感じます。
現在,校長室前に3・11東日本大震災にあわせて展示した地震・火山の展示をそろそろ片付けようと思っていましたが,すこし内容を追加してしばらくの間,展示したいと思います。
熊本や大分由布周辺はまだまだ予断を許さない状況が続いていますが,一刻も早くこの一連の地震が収束することを祈ります。