霧の梅次郎サクラ(開花情報0319版)
昨日の朝,梅次郎サクラのようすを見てきました。久しぶりのレポートです。
昨朝は,朝方,雨が残って,辺り一面,霧が出ていましたよ。
途中,小規模な崖くずれがありました。岩石は珪質の砂岩~泥岩のようです。風化により,鉄分が酸化して赤茶けています。奄美大島の温暖な気候と豊かな降水がこのような風化を進行させます。
リュウキュウコスミレの紫色の花が雨に打たれてきれいに咲いています。
また,サキシマフヨウの果実から,すでに種子もはじけ飛んでいます。そして,また次の子孫が,次のシーズン以降に芽を出すのでしょうね。
さて,本題の梅次郎サクラ(ツクシヤマザクラ)ですが・・・・皆さんにもおすそ分けです。どうぞ,ご覧ください。
すでに満開の時期を少し過ぎ去って,前日の風雨ですでに花が落ちたものもあります。しかし雨上がりの,幻想的な風景が目の前に広がります。
足下をふと見ると,シリケンイモリがいましたよ。腹部はオレンジ色をしています。彼?も花見に来ているのでしょうか?
きょう,あすは天気がよいので,ことしの梅次郎サクラ最後の花見日和でしょうか。まだ,見られていない方はおすすめです。
林道は舗装がされていますが,道幅が狭いので,車で行かれる際は十分注意してくださいね。当然,ハブにも要注意です。気を付けて,この春のおくりものをお楽しみください。